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イベントレポート

【イベントレポート】金融業界のデジタル化を考える「金融デジタル戦略会議」に参加しました。

日経FinTech主催の「FinTech Impact Tokyo 2019ー金融デジタル戦略会議-」でストックマークCEO林が登壇いたしました。

8月28日(水)東京コンファレンスセンター・品川で開催されたこのイベントは、金融業界の方を対象とし、金融業界におけるデジタル化の先進事例や、日本企業が今後直面する課題とその解決策などが紹介されました。

ストックマークは代表の林が、「テキストデータの活用で加速する金融ビジネス-デジタル変革に必要なアジリティーを手に入れる-」をタイトルに、VUCAな時代における「アジャイルな組織」への進化について、大手金融機関の事例や、最先端のテキストデータ解析の活用によってどのようにAIが支援することが可能か解説しました。


日本のFinTech市場が勃興して約3年、市場の盛り上がりを受け、異業種のビッグプレーヤーによる金融サービスへの本格参入も続いています。さらに変化しているのは金融市場だけではありません。金融機関の在り方も急速にデジタル化の波にさらされています。金融業界を取り巻く市場環境が厳しさを増す中、革新のスピードを加速させることが勝ち残りの条件となります。

ストックマークは、各組織がお客様の方を向いて俊敏に行動をする「アジャイル経営」を提唱しています。アジャイル経営には、顧客価値の向上や創造に集中できるデータ・ドリブンなビジネス・プロセスとそれらを全員が正しく利用できるが組織カルチャーが必要であると考えています。ビジネスのほとんどがテキストなどの定性データであるので、定性データの解析は必須ですし、さらに組織カルチャーの醸成を考えるとコミュニケーションは重要です。McKinsey Global Instituteによると、アジャイル経営による潜在価値(2030年予測)は、1,000兆円以上に上ると言われています。

基調講演では、みずほフィナンシャルグループのデジタルイノベーション部シニアデジタルストラテジスト兼 Blue Lab最高技術責任者(CTO)大久保 光伸 氏が「デジタル社会における価値の創造」をタイトルに登壇。

また、「ネオ・マネーがもたらす決済・金融システムの構造変化」と題して、日本銀行決済機構局審議役 FinTechセンター長の副島 豊 氏が、決済・金融システムを変え売るネオ・マネーについて語られました。


多くの方にご来場いただき、ブースでも沢山のご質問やご関心をいただき、金融業界でも顧客サービスの高度化と業務効率化という攻守の両面で、成果を挙げようとする機運が高まっていることを実感しました。