[取材にご協力いただいた方]
商品企画部 課長 鈴木 紀明 様
商品企画部 課長代理 陣内 幹也 様
「お客さまの視点ですべての価値判断を行い、保険を基盤としてさらに幅広い事業活動を通じ、お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスをご提供し、社会に貢献」するというSOMPOホールディングスグループの経営理念のもと、「健康応援企業」への変革を進めている、SOMPO ひまわり生命保険株式会社。商品企画部では、保険としての保障に、お客さまの健康をサポートする機能を組み合わせた新たな価値「保険+健康応援(Insurhealth®:インシュアヘルス)」を提供する保険商品の開発を担っています。
情報収集の質・量の向上を求め、Anews を導入
陣内様:弊社は、「Insurance」と「Healthcare」を組み合わせた「Insurhealth®:インシュアヘルス」を推進しています。商品企画部は、今までの保険にないような付加価値をいかに出していくかという観点で、新しい商品を開発している部署です。
鈴木様:たとえば、先日発売を開始した糖尿病の方のための医療保険「ブルー」は、健康応援型の保険商品です。糖尿病は血糖値の管理がとても重要ですが、途中で治療を中断してしまう方も少なくないんです。そこで、専用のアプリで数値を管理していただき、一定の水準を維持できれば還付金をお支払いするという商品を作りました。今後も、健康管理の手助けになる機能を取り入れた商品を作っていきたいと考えていますが、従来と比較して商品開発の難易度は上がっています。ただ、商品を開発する期間は変わらないので、限られた時間で効率も意識しながら、色々なことをやらなければいけない状況です。情報収集も、その色々なことのうちのひとつです。
陣内様:以前は、部署内のメンバーが交代で情報収集して、内容をメールで共有する、というのを毎日行っていました。人によってかける時間もバラバラなので、集まったニュースの質や量も均一に保てない、という課題もありました。
鈴木様:そんな中、Anews の存在を知り、ニュース記事の要約機能やニュース収集元の媒体数の多さから、Anews の導入を決めました。
Anews により情報収集の時短が実現。ニュースを読む量が増え、興味の幅も広がった
自主性を持って情報を深堀りし、新たな商品開発につなげたい
鈴木様:人によっては、業務が忙しくて見られなくなる場合も当然あります。今までは個人の情報収集の状況について把握できませんでしたが、Anewsを入れたことで可視化できるようになりました。あまり興味がなさそうに見えた人が、実はすごくAnewsを利用しているケースもあります。Anewsを導入してからは、チームメンバーの個人的な興味の傾向がわかるようにもなりました。
鈴木様:チームメンバーの経験の差のバラツキがあれど、自ら興味を持って情報を深掘りしていき、そこを新商品開発につなげられるような、自主性が育つきっかけになればいいなと思っていました。
時間短縮の達成と同時に興味範囲の広がりを実感
鈴木様:導入して半年ほどになりますが、これまでリーチできていなかった情報が拾えるようになって、情報収集の時間短縮ができたのが、第一段階として達成できたところですね。次の段階として、個人の自主性が育つような形につなげていけたらいいと考えています。
陣内様:情報収集の時短が実現できたのは、大変ありがたく思っています。これまでは、情報収集の際には、1回につき30分〜1時間くらいはかけてニュースを集めていました。特に週明けなど、ニュースが溜まっている時は負担が大きかったんです。読むニュースの量もかなり増えました。要約機能はかなり重宝しています。「これはあまり関係ないから中身まで読まなくていい」「気になるからじっくり読もう」など判断がすぐにできるので、効率的に情報収集ができるようになりました。
鈴木様:あとは、チームアクティビティーで他の人が読んだ面白そうなニュースが見つかることも多く、以前よりも幅広いニュースを読むようになりました。
陣内様:興味の範囲も広がりました。最近は遺伝子治療のニュースに注目してよく読んでいます。以前だったらあまり気にしていなかった分野のニュースにも、自然と興味がわくようになりました。
Anews で最新医療情報をいち早くキャッチし、商品開発に生かしたい
鈴木様:今後は、新しい医療技術をカバーできるような商品を作っていきたいです。これまでは、医療情報については、誰かが新聞や雑誌でたまたま見聞きしたものを部署内で共有する程度でしたが、Anews を導入したことで網羅的に情報を得られるようになりました。「がん治療」などのキーワードを入れれば自動的に必要なニュースがピックアップされるので、便利ですね。
陣内様:最近は、新商品の企画に際して「Anews でこんなニュースがあったよね」という話が出ることが多いんです。商品を作る時には、いきなり色々なアイデアがパッと浮かぶわけではないので、日頃の積み重ねで引き出しをたくさん持っておく必要があります。Anews は自分の中の引き出しを増やすのに役立つツールだと思うので、部署全体で活用していきたいです。
※記事内容および、ご所属等は取材当時(2019 年12 月)のものです。
事例資料をダウンロード
こちらの企業の導入事例をダウンロードいただけます。フォームを入力し、送信をお願いします。