セミナー概要
本セミナーは2022年7月21日に開催いたしましたセミナーのアーカイブ配信となります。
”ものづくり”から”価値づくり”への転換の重要性が提唱され、新たな顧客価値の創出に焦点が集まる中、変化の波は研究開発部門の役割にも影響を及ぼしつつあります。これまでの日本の製造業では優れた技術力を駆使した研究開発を軸にした「ものづくり」によって発展してきましたが、顧客ニーズの多様化により、顧客が価値を実感できる「価値づくり」を実現できず、国際的な競争力の維持ができないという苦境に陥っています。
一方で製造業における差別化要因が技術力であることも事実であり、これまでの日本の”イノベーション”の歴史を振り返っても、自社の保有するコア技術を軸にした新規事業が顧客価値の源泉となっています。そういった背景の中、現在の研究開発部門の課題として挙げられるのが、製品開発を技術シーズに依存していることです。
技術シーズの開発には時間とコストを要し、自社が保有する技術を中心に製品開発を捉えてしまうため、市場動向を踏まえた研究開発という視点が不足してしまいます。”価値づくり”を成し遂げるには、事業や製品といった技術の転用先を想定した上で研究開発活動を行うことが重要であり、先手を打った技術開発と製品化・事業化を意識した研究テーマの創出が重要となります。
今回のセミナーでは技術シーズを軸にしながらも、社会環境や顧客行動の変化などの技術以外の情報を活用し、どのように事業や製品へ活かしていくべきなのか。ビジネスニュースを中心にした国内外約35,000サイトをAIで分析し、情報収集と活用の生産性を高めるリサーチDXによって、価値づくりを意識した事業アイデアを生み出すための情報活用術を解説いたします。
このような方におすすめ
・技術シーズと顧客ニーズを組み合わせ、事業開発に繋げたい方
・自社に強みがある技術領域から用途展開先を検討されている方
・AIを活用した情報収集と活用がどのように研究開発に活かせるかご興味の方
登壇者
宮成 勇輔
ストックマーク株式会社
PR/Marketing coordinator
2015年に広告代理店に新卒入社。大手企業の営業担当として、デジタルマーケティング全般の戦略策定・実行推進に従事。その後、国内大手家電メーカーのグループ会社にて新規事業企画を推進。0→1の新規事業の発案と既存サービスの新たな収益モデルの構築を担う。2019年9月にストックマーク株式会社に入社。現在は事業拡大に向けたPR及びマーケティング活動全般を担当。
開催概要
日 時:常時(アーカイブ配信)
場 所:オンライン(YouTube)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。