セミナー概要
近年、テクノロジーの急速な発達と顧客ニーズの多様化に伴い、あらゆる産業において新しい顧客価値を伴う新規事業への期待が高まりつつあります。特に製造業においては、「コア技術」を起点にした、高付加価値製品や新規事業開発が急務となっており、次なる利益の柱となる事業創出に向けて、多くの企業が研究開発部門を中心に取り組みを進めていることでしょう。
一方、製造業においては、コア技術の開発が差異化要素や顧客価値の源泉となるため、製品化や事業化には研究開発を伴うことが多く、長い年月を要することが大きな特徴となっています。そのため、現在の社会課題や顧客動向、5年から10年先の未来の双方を基に事業アイデアを検討していくことが必要となります。不確実性の高い社会環境の中、これらをタイムリーに追いながら検討を行うためには、膨大な情報分析を必要とし、事業性を担保した開発テーマの発見は、非常に困難な取り組みとなっています。
このような背景の中、どのように事業アイデアを考えれば良いかわからない、アイデアを事業構想へ繋げるための市場分析や仮説づくりができないというお悩みを抱える方も多いでしょう。今回はビジネスニュースを中心にした国内外約35,000サイトをAIで分析。情報収集と情報活用の生産性を劇的に高めるリサーチDXで、コア技術を顧客価値に転換し、利益を生み出す開発テーマを探索するための実践論を解説いたします。
このような方におすすめ
・技術シーズと顧客ニーズを組み合わせ、事業開発に繋げたい方
・自社に強みがある技術領域から用途展開先を検討されている方
・利益を生み出す開発テーマを探索するための実践論を知りたい方
登壇者
田中 和生
ストックマーク株式会社
Anews & Astrategy Product Marketing Manager
信州大学経営大学院に在籍しながら起業し、宇宙開発の裾野を広げる事業を推進。卒業後、株式会社日本能率協会コンサルティングにて、国内企業の新規事業創造及びビジネスモデル設計に従事。医薬品、化学品、自動車部品分野を中心に、事業モデルの策定やR&D戦略立案に参画。その後、VALUENEX株式会社に入社し、事業開発責任者として他社とのコラボレーションによる同社の新規事業開拓を担うとともに、事業戦略コンサルタントとして様々な事業分野の新規事業立案や開発テーマ策定に携わる。日経BP等への記事提供や各種講演によるマーケティング活動を行う。2020年、ストックマークの自然言語処理技術の高さに魅了され、Astrategyのセールス担当として入社し、現在に至る。
開催概要
日 時:2022年8月9日(火) 17:00-18:00
場 所:オンライン(Zoom)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業様などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。