セミナー概要
※本セミナーは、2023年9月29日に開催いたしましたセミナーをご好評につき再放送いたします。
2021年11月、COP26にて欧州が中心に働きかけ、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、2030年にCO2排出量を2010年比で45%削減するという目標に合わせて各国のINDCを見直す合意がなされました。
2022年2月にはロシアによるウクライナ軍事侵攻が起こり、世界のエネルギーと食料の供給に大変な影響が及び、世界のカーボンニュートラル達成に対しての障害となっています。
そんな中でも欧州ではLCAでの規制導入、次期排ガス規制の検討や、GHG排出量のデジタル化・見える化が進み、脱炭素に向けた取り組みは世界中で加速しています。
一方、このように日々状況が大きく変化する中では、自分の業務に関係のある動向を追うことに精一杯で、なかなかマクロな視点でカーボンニュートラルの今を整理して押さえられていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、日本の全製造業で売上高の約20%を占める自動車を含む「モビリティ業界」では、現在100年に一度の大変革期と言われており、CASEやMaaSなど新しいビジネスモデルへも挑戦していかなければならない最中です。ここに加えて、脱炭素化の対応も進めていかなければならない中で、今、カーボンニュートラルに向けた世界と日本のモビリティ業界の現状はどのように整理できるのでしょうか。
そこで、そのように複雑化するモビリティ業界の今を紐解くべく、今回のウェビナーでは早稲田大学次世代自動車研究機構に所属されている前田先生をお招きし、モビリティ×カーボンニュートラルに焦点をあて、カーボンニュートラルに関して現在どのような課題があるか、その対応の方向性にはどのようなものがあるかについて海外の動向を折り込みながらご紹介いたします。
カーボンニュートラルに関する業務を推進していらっしゃる方やモビリティ業界の未来に関心がある方はぜひ本ウェビナーにご参加ください。
このような方におすすめ
・カーボンニュートラルに関する業務を推進していらっしゃる方
・モビリティ業界の未来に関心がある方
・カーボンニュートラルやモビリティに関連した事業や製品開発に関わっている方
登壇者
前田 義男先生
早稲田大学
次世代自動車研究機構 招聘研究員
北海道大学 工学部 機械工学科卒
日産ディーゼル工業 機関設計部
本田技術研究所 主任研究員(エンジン研究・開発、研究戦略企画)
Honda R&D Americas Ohio R&D Center Chief Engineer(エンジン研究統括)
本田技術研究所 先行開発部門 マネージャー
北海道大学、東北大学、岡山大学、日本大学生産工学部:非常勤講師
所属学会:自動車技術会、SAE(米国自動車学会)、エネルギー資源学会
業績:自動車技術会フェロー、同 フェローエンジニア(熱機関・研究開発)
開催概要
日 時:2023年11月9日(木) 15:00-16:30
場 所:オンライン(Zoom)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。