セミナー概要
※本セミナーは、ゲストとして『半導体超進化論 世界を制する技術の未来』の著者である東京大学の黒田忠広特別教授をお招きし「半導体」について最新技術と市場展望をお話いただきます。
過去40年近く年平均成長率9.5%の成長を続け、世界中で最も注目を集める半導体産業ですが、現在スマートロボットや自動運転、生成AIを視野に入れた「第三成長期」に入り、今後10年間でこの成長は更に加速すると言われています。
日本においても、日米関係の友好化や公共投資、円安が追い風となり「復活」の期待が高まる中、世界からも材料・製造装置だけでなく、デバイスメーカーとしてのサプライチェーンを強化していくことが求められています。最近では、TSMCをはじめとする半導体BIG3が日本に研究開発拠点を設けて日本の部材装置メーカーと連携を強化し始め、国策企業のラピダスも政府から最大9,200億円の支援を受ける等、国内の動きも盛んになっています。
一方、最新技術や国際情勢が激しく変化し、経済安全保障上の戦略物資としての側面が強まっていることで、近年ますます複雑性が増しており、半導体市場の読み解きに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
そこで本セミナーでは、半導体研究の第一人者である東京大学の黒田特別教授をお招きし、この「第三成長期」での日本企業のプレゼンス回復に向け、各国の技術戦略や政策に触れながら、最新技術と市場の両側面から今後の展望を解説いただきます。2025年に向けた事業戦略のための情報収集の場として、是非この機会を逃さずご参加ください。
このような方におすすめ
・半導体や関連産業の研究、開発に携わっている方
・半導体や関連産業の最新技術動向に関心のある方
登壇者
黒田 忠広 氏
東京大学 特別教授
熊本県立大学 理事長
1959年三重県生まれ。東京大学卒業。東芝研究員、慶應義塾大学教授、カリフォルニア大学バークレー校MacKayProfessor、東京大学教授を歴任。研究センターd.labと技術研究組合RaaSを設立。技術研究組合LSTCの設計技術開発部門長。福岡半導体リスキリングセンター長。2024年より東京大学特別教授、および熊本県立大学理事長。米国電気電子学会と電子情報通信学会のフェロー。半導体のオリンピックと称される国際会議ISSCCで60年間に最も多くの論文を発表した世界の研究者10人に選ばれる。著書の『半導体超進化論 世界を制する技術の未来』は、英語、中国語、台湾語、韓国語に翻訳されている。
開催概要
日 時:2024年7月4日(木) 16:00-17:00
場 所:オンライン(Zoom)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。