セミナー概要
CO₂削減の重要な技術として注目される「CCUS」。
CCUSとは「Carbondioxide Capture、 Utilization and Storage」の略であり、文字通り排出されたCO₂を「回収」「利用」「貯留」するための技術を指します。
CCUSには、地球温暖化の大きな原因であるCO₂を回収し、化石燃料に代わるカーボンニュートラルな炭素資源として循環利用する役割や大深度地下などに貯留することで大気中のCO₂濃度を低減する役割があり、新たなビジネスを創出する機会として昨今大きく注目を集めています。
現在、CCUSに関連する技術はめざましく進化しており、例えば以下のような技術が開発されています。
・工場から排出されるCO₂を回収する化学吸収法、大気中のCO₂を直接回収するDAC法(Direct Air Capture)、低コスト回収法として期待されている膜分離法(CO₂回収)
・CO₂からのメタネーション(メタン製造)や合成燃料製造(CO₂利用)
・CO₂の大深度地下貯留(CO₂貯留)など
これらの技術の現在地や、今 CCUSに取り組む上での課題には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回のウェビナーでは、長年に渡りCCUSに関する技術情報解析に携わられ、多数のご講演を行ってこられた横山直樹氏をゲストにお招きし、CO₂の「回収」「利用」「貯留」技術に関する最新事例を複数ご紹介いただきながら、それぞれの技術内容と今後に向けた課題についてまとめてお話しいただきます。
CCUSの現在地について短時間で網羅的にキャッチアップできる機会となりますので、ぜひ皆様お誘い合わせの上、お申し込みください。
このような方におすすめ
・研究開発部門、事業企画部門、生産技術部門、環境管理部門の方
・CCUSに関連した施策や開発に携わっている方
・CCUSについて広く情報収集されている方
登壇者
横山 直樹氏
横山技術事務所 代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所 主幹研究員)
工学博士
◇ 学歴
1981. 3. 東北大学 工学部 応用化学科 卒業
2007. 3. 工学博士 岐阜大学大学院 工学研究科 物質工学専攻
◇ 職歴
1981. 4 新日鉄住金化学㈱ (現 日鉄ケミカル&マテリアル㈱) 総合研究所
2018. 4 日塗化学㈱ (大日本塗料㈱Gr.の塗料・樹脂メーカー) 環境品質保証部長
2014. 11~ 横山技術事務所を経営
<事業内容>
■技術コンサルティング(専門分野) 環境・エネルギー、材料化学、化学工学、品質管理
■技術セミナー CCUS、水素、再エネ、エポキシ樹脂、ポリウレタン、Excel蒸留
■太陽光発電事業
■エグゼクティブコーチング (法人契約)
◇ 受賞歴
日本接着学会論文賞:半導体封止材料用エポキシ樹脂(2006)
Excellent Poster Award on 2nd Asian Conference of Adhesion in Beijing:プリント基板用エポキシ樹脂(2007)
開催概要
日 時:2025年2月4日(火) 16:00-17:00
場 所:オンライン(Zoom)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業様などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。
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