
セミナー概要
生体センシング技術は、センシング手法の多様化やAIの進化により、医療・ヘルスケアやフィットネスを超え、ウェルネス、スマートホーム・スマートオフィス、入退出管理、見守り、安全モニタリング、HMI、製品・環境評価など、幅広い分野へと応用が広がっています。
特に近年では、装着負荷の低いウェアラブルデバイスや非接触センシング技術の発展により、ユーザーの負担を減らしながら、より精度の高いデータ収集・解析が可能になりつつあります。
しかし、生体センシングの実用においては精度確保、データ解析、計測条件設定、実装の課題が伴います。
個体差や環境要因によるデータのばらつきは、補正技術や前処理の精度を左右し、継続的で信頼性の高いセンシングを難しくします。
また、取得データを解析し製品へ落とし込むには、高度な信号処理技術とAIの活用が不可欠であり、同時にプライバシー保護やセキュリティ対策も求められます。
さらに、多様なニーズに対して最適なセンシング手法を提供するためには、それらの要件に基づき計測手法や解析手法を変化させる、新たな開発アプローチが必要になっています。
本セミナーでは、生体センシング技術の第一線で活躍されている杉本先生をお迎えし、生体センシング技術の最新動向、新たな応用分野の広がりについてお話しいただきます。
生体センシング技術の進化がもたらす新たな可能性について考え、これからの研究・開発のヒントを得たい方は、ぜひお申し込みください。
このような方におすすめ
・生体センシング技術の最前線を知り、次世代の研究・開発に活かしたい方
・センシングデータの活用に課題を感じている方
・生体センシングを応用した新規事業・プロダクト開発を検討している方
登壇者

杉本 千佳氏
横浜国立大学大学院 工学研究院
准教授
略歴
東京大学新領域創成科学研究科助教を経て、2010年に横浜国立大学工学研究院准教授に着任。
東京大学大学院で博士号(環境学)を取得。
専門分野は生体計測工学、知覚情報処理。
電子情報通信学会ヘルスケア・医療情報通信技術研究専門委員会委員長。
生体や人間環境の計測、解析・評価、制御の研究に従事。
開催概要
日 時:2025年4月24日(木) 16:00-17:00
場 所:オンライン(Zoom)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主 催:ストックマーク株式会社
※競合企業様などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。
セミナーに申し込む
お申込み後に視聴用URL発行のメールが送信されます。もし、メールが届かない場合は、「marketing@stockmark.co.jp」にご連絡をお願いいたします。