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プレスリリース

全データセット日本語のみ、今すぐ始められるBERTによる自然言語処理の入門書を出版!

6月28日(月)より書店およびオンラインにて販売開始
〜AI SaaSプロダクト開発を通して培ったノウハウを余すところなく紹介〜

自然言語処理技術(=文章を解析し人間のように意味を理解するAI)を用いて、企業の攻めのデジタルトランスフォーメーションや組織変革に貢献するサービスを提供するストックマーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:林 達、以下 ストックマーク)は、オーム社より「BERTによる自然言語処理入門:Transformersを使った実践プログラミング」を2021年6月28日(月)から販売開始することをお知らせします。

BERTとは、2018年にGoogleから発表され、自然言語処理の領域でブレイクスルーを起こしたモデルであり、今や自然言語処理において標準的な地位を確立しています。本書は、実際にBERTを用いてプロダクト開発を行っている、ストックマークのR&D部門に所属する機械学習エンジニア4名が執筆した、BERTによる自然言語処理の入門書で、BERTで日本語の文章を処理するためのノウハウを詰めこんだ実践的な内容になっております。これから自然言語処理を業務や研究で行う方だけでなく、自然言語処理で事業を行うビジネスパーソンにも読んでいただきたい一冊となっています。

BERTによる自然言語処理の入門書_表紙

自然言語処理におけるAIの進化

近年、深層学習の大きな進展により、画像認識をはじめとする様々な領域で、AIが人間と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮するようになりました。これにより、AIのビジネスへの応用が大きく進みました。 そして2018年にGoogleより発表されたBERTという自然言語処理モデルによって、自然言語処理の領域でも同様なブレイクスルーが起こりました。BERTの発表以降も、さまざまなモデルが発表されており、近年では人間に比べて遜色のない文章を生成できるGPT-3や、Google I/O 2021で発表された自然な会話を実現する新たな言語モデルLaMDAなど、その進化のスピードには目を見張るものがあり、今後ますますビジネスへの活用が進むことが期待されています。

自然言語処理の実践的な入門に適した汎用性の高いBERT

本書は、自然言語処理に興味のある方や、これから実務に活用しようと考えている方を対象とした、BERTを用いた自然言語処理の入門書になります。BERTはパラメータを微調整するだけで、様々な自然言語処理のタスクに適用可能であるという高い汎用性を有しており、さらに近年ライブラリが充実してきました。そのためBERTは自然言語処理の実践的な入門に適しています。また、本書に記載されているコードは公開されており、Google Colaboratory(ブラウザでプログラミングを行える計算環境)で実行することを想定して整備されているため、どなたでも気軽に始めることができます。

ストックマークの持つ技術力を余すところなく公開

自然言語処理における日本語特有の扱いの難しさがありますが、ストックマークが2016年の創業以来行ってきた自然言語処理の研究や自然言語処理を扱った企業向けプロダクト開発のなかで培った経験から得たノウハウを盛り込むことで、その解決方法を示すより実践的な内容になっています。

データセットも全て日本語で準備されていることも他にはない特長となっています。この本に記載されている内容を習得することで、データセットの処理からファインチューニング、性能評価といった一連の言語処理タスクを実行するための流れを理解することができ、さまざまな実務やサービスへのBERTならびに自然言語処理の活用が進むことが期待されます。

今後も当社は自然言語処理技術のリーディングカンパニーとして、自然言語処理を活用した企業文化変革の支援を行うサービスの開発、運営を通して得た知見を社会に還元し、組織の新価値創造に貢献してまいります。

書籍概要

書籍名:BERTによる自然言語処理入門:Transformersを使った実践プログラミング
著 者:ストックマーク株式会社 編、近江 崇宏 著、金田 健太郎 著、森長 誠 著、江間見 亜利 著
価 格:2,700円+税
出版社:株式会社オーム社
発売日:2021年6月28日(月)
出版形態:単行本および電子書籍
書籍紹介およびご予約はこちらから:
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227264/

著者プロフィール

近江 崇宏
ストックマーク株式会社にて自然言語処理の研究開発に従事。
2012年に京都大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。その後は、2020年まで東京大学生産技術研究所(最終職位:特任准教授)にて時系列解析を中心とする統計学・機械学習の研究に従事。2020年4月より現職。主な著書として「点過程の時系列解析」(共立出版)がある。

金田 健太郎
ストックマーク株式会社にて自然言語処理の研究開発・アプリケーション開発に従事。
2018年に早稲田大学理工学術院基幹理工学研究科修了。修士(工学)、専攻は自然言語処理。ゲーム会社にてサーバサイドエンジニアに従事した後、2019年9月より現職。Kaggle Expert。

森長 誠
ストックマーク株式会社にて自然言語処理の研究開発に従事。
2010年に北海道大学大学院情報科学研究科修士課程修了。修士(情報科学)。その後は、2018年まで日鉄ソリューションズにて官公庁向けのインフラ及びミドルウェア構築案件を担当。2019年1月より現職。現職では、Deep Learning技術を中心にアルゴリズムの検証・実装・モデル化を担当。

江間見 亜利
ストックマーク株式会社にて自然言語処理の研究開発に従事。
2018年に東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。その後は、Yahoo! JAPANグループのシナジーマーケティング株式会社に入社して、人工知能を中心とする研究に従事。2020年4月より現職。

ストックマーク株式会社 会社概要

ストックマークは最先端の自然言語処理技術を用いて、攻めのデジタルトランスフォーメーションを実現するための企業文化変革を加速させるSaaSを提供しています。
組織内のコラボレーションを促進し、チームを活性化させるプラットフォーム「Anews」、国内外約3万メディアの膨大なビジネスニュースをAIが分類・可視化し、事業機会と活動事例の分析をサポートする「Astrategy」によって企業様の新たな価値創造をサポートしています。

会社名:ストックマーク株式会社
所在地:東京都港区南青山一丁目12番3号  LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立:2016年11月15日
代表者:代表取締役CEO 林 達
事業内容:テキストマイニング×AI技術を活用したビジネス意思決定サポートサービスの開発・運営

報道に関するお問い合わせ

本件に関するお問い合わせは、こちらまでご連絡ください。
ストックマーク株式会社 広報:pr@stockmark.co.jp