ストックマーク株式会社(本社:東京都港区、社長:林 達、以下:ストックマーク)は、業務に必要な情報を推薦し、組織の”情報収集課題”を解決する「Anews」にて、調査レポートや技術報告書、実験データなど、適切な管理が困難で埋もれがちな社内情報の検索・要約生成が可能な「社内情報検索機能」※1を、6月20日に正式リリースすることが決定しました。
※1:社内情報検索機能をご利用いただくにはAnews内のオプション機能への加入が必要となります。
欲しい情報が1秒で見つかる!「社内情報検索機能」の詳細と特徴
「社内情報検索機能」は、これまで調査レポートや技術報告書、実験データなど、長期に渡り蓄積され適切な活用が困難だった様々な社内情報を、ビジネスニュースや論文・特許などの外部情報と同時に検索できる機能です。
当機能により、ユーザーは社内外の情報をワンストップで横断的に検索することが出来るようになる他、ストックマークのAI技術を用いることで「検索結果の全体像が一目で分かる要約生成」や、「ファイル内全文を対象に、検索意図に沿った該当箇所のピンポイント表示」が可能になり、欲しい情報を瞬時に見つけ出すことが可能になります。
【特徴①】
自社データを安心して扱うことが出来る万全なセキュリティ
組織におけるAI技術の導入が促進しない理由として挙げられるのが“セキュリティ”です。組織内部の情報を外部サービスに入力することによる、情報漏洩の懸念は多くの組織が感じています。
当機能では、組織毎に個別のデータ環境を発行することで情報漏洩を未然に防ぐだけでなく、ストックマーク独自の純国産大規模言語モデル(Large Language Model、以下:LLM)をベースに入力データや生成AIの運用をおこなうことで、情報漏洩を回避します。
【特徴②】
ビジネス分野・技術情報に特化した正確性の高いAI技術
ストックマークの独自LLMは、公開済みの基盤モデルに多く見られる外国語ベースのLLMではなく、芸能ニュースなどのエンターテインメント系の情報を排除し、市場情報や技術情報などのビジネス情報に関するテキストデータを収集することで、質の高い日本語データとビジネスデータを元に開発した独自LLMのため、ハルシネーション※2を大幅に抑止し、ビジネスシーンでも信頼のおける回答を生成することが可能です。
これに加え、従来からAnewsで蓄積されている組織内の重要情報を優先的に検索できるため、高い精度で検索することができます。
※2:人工知能が学習したデータからは正当化できないはずの回答を堂々とする現象
【特徴③】
導入運用にかかるコスト削減で業務適用までのハードル低減
組織におけるAI技術の活用には、導入目的にあわせたLLMへの追加学習や、定期的なモデル評価、各業務に合わせたアプリケーション開発など、導入・運用におけるリソース確保や、高額なコストなど、高いハードルが存在します。
しかし、ストックマークでは、クラウドサービス型かつサブスクリプション形式で提供しており、必要な追加学習や機能開発を既に実装した上でお客様にご利用いただくことが可能な上、部門単位からの導入も可能です。
【特徴④】
「Box」や「Microsoft SharePoint Online※3,4」連携でAnewsと簡単接続
近年、DX推進や働き方改革により、社内情報をクラウドストレージにて管理する企業が増加している中、Anewsの社内情報検索機能は、既に多くの企業にて利用されている、「Box」・「Microsoft SharePoint Online」と連携することで、いずれかのクラウドストレージサービスに社内情報を格納するだけで、Anews内で簡単に社内外の情報を瞬時に横断検索することが可能です。
なお、クラウドストレージサービス各社が推奨する認証技術を採用しているため、安全にデータ連携を行うことが可能です。
※3:「Box」は、米国 Box Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
※4:「Microsoft SharePoint Online」は、米国Microsoft Corporationの米国及び
その他の国における商標または登録商標です。
※5:「Microsoft SharePoint Online」は、2024年7月上旬に連携予定です。
先行検証ユーザーの声
東プレ株式会社 開発部 部長 石井 宏明 氏 コメント
東プレは、開発型企業として常に最新の業界情報、先端技術情報を掴み自社保有技術を活かし時流に合った新市場や新商品の社会実装に向けた開発展開が必要となります。
市場では様々な情報があふれる中、自分たちに本当に必要な最新情報を常に得る必要があり、その中でストックマーク株式会社様のAnewsは、独自AIにより、常に自分たちの必要とする、市場動向や最新の経済情報を的確かつ迅速に提供してくれます。また、自社保有技術や情報の融合による分析やコメントの提供など、ストックマーク様のシステムもすごいスピードで成長しており、更なる進化が期待されます。
ストックマーク株式会社について
ストックマーク株式会社は「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の自然言語処理技術を活用し、多くの企業の事業創造活動を支援しています。
当社は自然言語処理技術を活用し、国内外の約35,000サイトのビジネスニュースを分類しています。業務に直結する情報をAIが届けることにより、組織の情報感度を高め、事業アイデアの着想と組織内での発展を促す「Anews(エーニュース)」、AIが組織や業務に合わせて必要な情報を構造化し、示唆が得られる市場調査サービス「Astrategy(エーストラテジー)」を通じて企業の新たな価値創造をサポートします。
会社名 :ストックマーク株式会社
所在地 :東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立 :2016年11月15日
代表者 :代表取締役CEO 林 達
事業内容:自然言語処理を活用した、
事業機会の探索と意思決定の支援を行うサービスの開発・運営
URL :https://stockmark.co.jp/
本件に関する報道関係者のお問合せ
ストックマーク株式会社
担当:畑中、田中(ハタナカ、タナカ)
MAIL:pr_stockmark@stockmark.co.jp