ストックマーク株式会社(本社:東京都港区、社長:林 達、以下:当社)は、TDK株式会社(社長:齋藤 昇)における次世代リーダー育成を目的に、当社が提供する「Anews」を使った『新テーマ検討ワークショップ』を、2024年4月から7月まで約3か月間に渡り開催いたしました。
ワークショップの開催背景
「創造によって文化、産業に貢献する」を社是に、これまで社会の発展を支える製品を創造し続けてきたTDK株式会社は、近年「Vision2035」を掲げ「かけがえのない地球環境の再生・保護と、豊かで安心できる暮らしの実現」に向け、さらなるイノベーションの創出に挑戦しています。
その一環で、不確実性の高い将来を見通すための情報収集が重要という考えから、社会課題を解決するイノベーションを創造するために、2021年より「Anews」を導入・ご活用頂いております。
そのような中“ビジネスや事業に繋がる、将来性のある技術開発”という重要な役割を担う、TDK株式会社 技術・知財本部の、次世代を担うリーダー候補の方々に向けて「Anewsを活用しながら、情報収集・活用プロセスを体験し、自社の社会課題に繋がる視点やスキルの獲得」「新たな発想・着眼点を多くの方に知っていただく機会を作り、情報を介した社内のコミュニケーション活性化」を目的としたワークショップを開催いたしました。
ワークショップ開催概要
・タイトル :新テーマ検討推進ワークショップ
・開催期間 :2024年4月~7月(約3か月間)
・最終報告日:2024年7月19日(金)13:00~17:00
・主催 :TDK株式会社 技術・知財本部
・参加人数 :11名
当ワークショップの特徴
「新テーマ検討推進ワークショップ」を開催する上で、通常業務への負担を最低限に抑えつつ、参加されるチームメンバーの方々に、より意欲的に参加いただけるように3つの工夫を行いました。
①所属長にて、参加するメンバーを選抜
②今回のワークショップは業務活動の一環とし、評価の対象として開催。
③3ヶ月の大まかな動き方とチーム分けまでを事務局にて実施し、
チームディスカッション、調査、テーマ決定、報告会の資料作成は各チームで自主的に実施
ワークショップ詳細
4月後半のスタートから7月下旬の成果発表会までの約3か月間に「プレキックオフ」「キックオフ」「中間報告会」などの機会をオフラインで設け、チーム内メンバーの顔合わせやコミュニケーション円滑化、ワークショップに取り組む上でのAnews活用方法、テーマ設定におけるお悩み相談など、ワークショップが滞りなく進行し、十分なパフォーマンスを発揮できるように企画いたしました。
プレキックオフ
開催日:4月23日 オンライン開催
ワークショップ開催の目的や進行方法、参加者の皆様にご参加いただく理由についてのご共有を実施いたしました。
キックオフ
開催日:5月21日 オフライン開催
ワークショップの目的や進め方をおさらいし、Anews活用方法の共有、チームメンバーとの顔合わせを実施しました。初めて顔を合わせるメンバーもいるため、外部講師(富士通ラーニングメディア社の大内晶子氏)をお招きし、オフラインで「対話を通してお互いの興味・関心を知る」チーム組成のワークを実施いたしました。
中間報告会
開催日:6月20日 オンライン開催
チームリーダーを中心に各チームの進捗共有を実施いたしました。各チームでAnewsをどのように活用しているか、どのような情報に着目しているか、収集やテーマ選定・企画にあたり、困っていること、課題がないかなど、当社が進行役を務めながら、ディスカッションを実施いたしました。
成果発表会
開催日:7月19日 オンライン・オフライン開催
成果報告会には、常務取締役CTO 佐藤様をはじめ、各部門長の皆様を含む30名以上の方々にご参加いただいた中、各チームが個性的なテーマでワークショップの取り組んだ成果を発表いただきました。
チーム毎の発表テーマ
・チーム1:イノベーションを起こしやすい組織づくり
・チーム2:TDKの新たなブランドイメージの創出
・チーム3:TDK森プロジェクト
※成果発表の詳細はこちらからご覧いただけます。
参加者のコメント
チーム1・リーダー
このプロジェクトは業務の一環として取り組みました。確かに業務としてやることは増えましたが、Anewsを実際に使いながら進めることで、新しいツールの使い方を学べたのは良かったです。発表テーマの設定に関しては、Anewsで調べるには少し難しい部分もありましたが、その分チャレンジングでやりがいのある内容でした。こうしたチームとして調査し、企画を纏め、発表するという一連の経験が、今後の業務にも活かせると感じています。
チーム2・リーダー
テーマの目的設定についてのプロセスは、本当に勉強になりました。チームメンバーと一緒に話し合いながら進める中で、これまでにない新しい発見がありました。今回のプロジェクトを通じて得られたノウハウは、今後の業務にも役立つと思います。社内でもこうした機会はあるものの、今回のように役職のない人が主体となって取り組めるワークショップはとても貴重な体験でした。この経験を通じて得たものは大きく、他のメンバーにもぜひこのプロジェクトに参加して、短期間で多くの学びやノウハウを体験してほしいと思います。
チーム3・リーダー
3ヶ月間のプロジェクトは、業務的な負担量はそこそこありましたが、心理的な負担はそれほど感じませんでした。私達のチームは積極的にAnewsのコメントやTeamsのチャットを使って常に情報共有を行っていました。これにより、事前の情報共有が行えていたため、会議ではスムーズに話を進めることができました。会議の時間は30分以内に設定されており、1,2週間に1回のペースで進められたので、効率的に進行できたと思います。あらためて、タイムリーな情報共有の有効性を体感することができました。
ワークショップ推進者
今回のプロジェクトに参加してくれたメンバーのおかげで、これまで全く関わりのなかった人たちが、挨拶を交わすようになりました。人と人との距離を縮める良いきっかけになったと感じています。同年代のメンバーが他部署と連携しながら取り組んでくれたことで、仲間意識が強まり、部署間の交流も活性化しました。メンバーが入社5〜8年というタイミングでこうした横のつながりを生むようなプロジェクトが進行できたことは、今後のさらなる連携や協力のきっかけになるのではないかと期待しています。
ストックマーク株式会社について
ストックマーク株式会社は「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の生成AI技術を活用し、多くの企業の企業変革を支援しています。
社内外の情報をワンストップで検索できる「Anews」及び、あらゆるデータを構造化し企業の資産に変える「SAT(Stockmark A Technology)」を運営しています。さらに、企業特化生成AIの開発や、独自システムの構築も支援しています。
会社名 :ストックマーク株式会社
所在地 :東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立 :2016年11月15日
代表者 :代表取締役CEO 林 達
事業内容:自然言語処理を活用した、
事業機会の探索と意思決定の支援を行うサービスの開発・運営
URL :https://stockmark.co.jp/
本件に関する報道関係者のお問合せ
ストックマーク株式会社
担当:畑中、田中(ハタナカ、タナカ)
MAIL:pr_stockmark@stockmark.co.jp