2024年以降の半導体市場の見通しは?需要や各国の動向について
製造業
ストックマークでは、サービスの導入支援と合わせて、お客様の新テーマの創出や事業創出に向けたサポートも実施しております。
Anewsをご活用頂いているTDK株式会社の次世代を担うリーダーの皆様と、Anewsを活用した新テーマ検討ワークショップを開催いたしました。
革新的な製品や事業につながる研究開発テーマの設定方法とは?
具体的なテーマ創出方法を3ステップで解説!
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目次
ワークショップ名:新テーマ検討推進ワークショップ
開催期間 :2024年4月~2024年7月(約3ヶ月)
報告日 :2024年7月19日(金)13:00〜17:00
実施企業 :TDK株式会社 技術・知財本部の皆様
参加人数 :11名(3名〜4名の3チーム)
(Anewsの導入事例記事:https://stockmark.co.jp/cases/tdk)
革新的な製品や事業につながる研究開発テーマの設定方法とは?
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大きく以下2点を目的とし、今回のワークショップを実施いたしました。
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※CSは、Customer Success(カスタマーサクセス)の略で、ストックマークのサービス導入、活用支援をしているチームです。今回のワークショップでは、ストックマークのカスタマーサクセス 鈴木 綾香が事務局として推進の支援を担当しました。
ワークショップの目的や進め方、Anews活用方法の共有、チームメンバーとの顔合わせを4月後半〜5月にかけて実施いたしました。
初めて顔を合わせるメンバーもいるため、外部講師(富士通ラーニングメディア社の大内晶子氏)をお招きし、オフラインで「対話を通してお互いの興味・関心を知る」チーム組成のワークを実施いたしました。
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キックオフから1ヶ月前後のタイミングで、チームリーダーを中心に各チームの進捗共有を実施いたしました。
各チームでAnewsをどのように活用しているか、どのような情報に着目しているか、収集やテーマ選定・企画に関して、困っていること、課題がないかなど、ストックマークのカスタマーサクセス 鈴木(綾)がファシリテーションを行いながら、ディスカッションを行いました。
7月の後半に成果報告会を、オフラインとオンラインのハイブリットで実施いたしました。
成果報告会には、常務取締役CTO 佐藤様をはじめ、各部門長の皆様を含む30名以上の方々にご参加いただきました。
その中で、各チームそれぞれが個性的なテーマで発表いたしました。
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チーム1は、イノベーション推進とそれを起こしやすい組織設計をテーマに発表しました。
自社をイノベーティブな組織にしていくために自分達の「発想力」を養うためにできる活動はあるのか、会社や上長からどのような支援が得られると、その活動をより加速できるのかなど、今後、自分たちが次の世代を担っていくための組織的な活動について、先進的な企業の事例を調査し発表いたしました。
CTO 佐藤様からは、「良い提言である。多くの情報や各企業の取り組みがある中で、確かな情報・有益な情報を判断していくための軸を身につけて欲しい」とコメントをいただきました。
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チーム2は、「TDKの新たなブランドイメージ創出」というテーマを定め、チームメンバーの共通項から、新たな製品やサービスアイデアを発表いたしました。
TDKが強みとするセンシングの技術×スポーツ(チームメンバーの共通項)で、アイデアを発想し、いくつかのサービスアイデアを発表いたしました。
アイデアのユーザーニーズを把握するため、実際にTDK硬式野球部に所属されていた方、広報部の方にコンセプトを共有、ヒアリングまでされていたことは、3チームの中でも特徴的でした。
Anewsの活用方法としても、社会課題と合わせて既存技術や関連情報を取得するような、効果的な活用をされていました。
CTO 佐藤様からは、「Anewsの検索式の工夫と具体的なヒアリングまで実施した点は高評価。発表の中でリファレンスも明記していたことも良かった」とコメントをいただきました。
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チーム3は、環境問題をテーマに活動しました。
チームメンバー毎に調査テーマ領域を決定し、それぞれの担当研究領域を軸にして、調査と企画を実施し、メンバー毎に各領域の成果報告を実施いたしました。
チームメンバー共通で興味を持つ社会課題からテーマを決定し、領域毎に自社の技術で解決できそうなアイデアにつなげていることが特徴的でした。
Anewsは、情報収集と蓄積・コミュニケーションのプラットフォームとして活用していました。チームリーダーを中心にAnews上で積極的なアクションや、コメントでのコミュニケーションを行っていたことも、このチームの特徴でした。
CTO 佐藤様からは、「Anewsで集めた記事にコメントをつけたことで情報の精査が行われているのは良い。情報収集と整理の間に精査のプロセスが必要で、コメントを利用することで自然と精査が行われる」というコメントをいただきました。
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・このプロジェクトは業務の一環として取り組みました。確かに業務としてやることは増えましたが、Anewsを実際に使いながら進めることで、新しいツールの使い方を学べたのは良かったです。発表テーマの設定に関しては、Anewsで調べるには少し難しい部分もありましたが、その分チャレンジングでやりがいのある内容でした。こうしたチームとして調査し、企画を纏め、発表するという一連の経験が、今後の業務にも活かせると感じています。(チーム1・リーダー)
・テーマの目的設定についてのプロセスは、本当に勉強になりました。チームメンバーと一緒に話し合いながら進める中で、これまでにない新しい発見がありました。今回のプロジェクトを通じて得られたノウハウは、今後の業務にも役立つと思います。社内でもこうした機会はあるものの、今回のように役職のない人が主体となって取り組めるワークショップはとても貴重な体験でした。この経験を通じて得たものは大きく、他のメンバーにもぜひこのプロジェクトに参加して、短期間で多くの学びやノウハウを体験してほしいと思います。(チーム2・リーダー)
・3ヶ月間のプロジェクトは、業務的な負担量はそこそこありましたが、心理的な負担はそれほど感じませんでした。私達のチームは積極的にAnewsのコメントやTeamsのチャットを使って常に情報共有を行っていました。これにより、事前の情報共有が行えていたため、会議ではスムーズに話を進めることができました。会議の時間は30分以内に設定されており、1,2週間に1回のペースで進められたので、効率的に進行できたと思います。あらためて、タイムリーな情報共有の有効性を体感することができました。(チーム3・リーダー)
・今回のプロジェクトに参加してくれたメンバーのおかげで、これまで全く関わりのなかった人たちが、挨拶を交わすようになりました。人と人との距離を縮める良いきっかけになったと感じています。同年代のメンバーが他部署と連携しながら取り組んでくれたことで、仲間意識が強まり、部署間の交流も活性化しました。メンバーが入社5〜8年というタイミングでこうした横のつながりを生むようなプロジェクトが進行できたことは、今後のさらなる連携や協力のきっかけになるのではないかと期待しています(推進者)
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今回のワークショップは、参加者全員にとって非常に有益なものでした。
TDK株式会社では、イノベーション創造に向けた情報収集・共有を活性化するための仕組みの一つとしてAnewsを導入・活用を進められております。
その中で、仕組みの導入のみでなく運用も含めた、マインドと行動変容に向けた重要性を感じ、今回のような中期的なワークショップを実施いたしました。
施策が終わった後も、積極的に発信を続けてくれているメンバーがいたり、社内ですれ違えばお互いに顔がわかるので挨拶を交わしたりなど、Anews内外でつながりが強化されるような印象があると推進者からお声をいただきました。
今後、これらの活動が参加者の一時期の活動に閉じず、組織全体に波及していけるような取り組みにできるよう、ストックマークとしても支援してまいります。
Anewsは国内外約35,000サイトのビジネス情報や800以上の学術雑誌・プレプリントサーバーの論文などの膨大な情報から、AIが組織や業務に合わせて必要な情報を届ける、”組織の情報収集における課題”を解決する情報収集プラットフォームです。
製造業企業様を中心にご活用いただいており、属人化しがちな情報収集を自動化し、手軽に有益な情報を共有できる環境をご提供することで、情報収集の個人差を解消いたします。
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